今日の貧乏食（2024/04/10）

新緑と青い空、そして満開の桜。
目に映る色すべてが淡い。

いやー春ですなぁ。

街はすっかり落ち着きを取り戻し、歩いているのは爺ちゃん婆ちゃんと主婦ばかり。
その傍らでせっせと働く男たち、そして午後を過ぎると学生がわらわら。
また静かな日常が戻ってまいりました。

朝食

鮭茶漬け

今日は塩昆布も追加。
ああ、塩分が体に染みるなぁ（笑）

昼食

餃子スープ

ガラスープにもやしと餃子、さらに溶き卵。
スープでもおかずになるもんですね。

おにぎり

夕方小腹が空いたのでおにぎり。
まだ日が傾くと寒いのでヒータージャケット装着。
こちらでは4月後半を境にもう一段暖かくなります。
1年で一番過ごしやすい季節はもうすぐですね。

夕食

シューマイ

おにぎりを食べたので夕食は軽めに。
お酒も軽くするべきなんだろうなぁ。

とある駅の商店街をスクーターで走っていると気になるお店が出来ていた。
殺風景の店内にぎっしりと並べられた椅子とホワイトボード。
そしてずらりと集まるお爺ちゃんお婆ちゃん。

ああ、これは……。

電位治療器という健康器具の販売だ。
どうやら体を電位差がある場、つまり電界に置くとなんやかんやあって健康になるというシロモノらしい。

高圧送電線の下で長く暮らすとガンや鬱などの健康被害があると言われていますが、これには相関性が無いという意見もあります。
このように高圧送電線下の暮らしはマイナス面で語られがちです。
しかし逆に結核患者がいない/作物が良く育つという報告もあるようです。
この報告をベースにして作られたのが電位治療器なんだとか。
今の科学をもってしても結論が出せない課題の一部を切り出して作られた健康器具らしい。

案の定販売現場では「あらゆる病気に効く」と伝わる表現がされる場合があり国民生活センターでも問題視されているようです。
物は言いようで「国に承認された医療器具ではないので安価に提供できるのです」とも。
製薬会社や医師を陰謀論で語る人には刺さるのかもしれない。

ちなみに販売員は販売インセンティブ次第で年収500万円以上も可能なんだとか。
「電位で60兆個の細胞が活性化して健康に！」か。
科学っ子としては生活に困窮してもやりたくない仕事だなぁ。