なんだかセミと一緒に町にも活気がなくなったような。
配達で隣町を走っているとランドセルを背負った小学生が。
ああ、この町は2学期が始まったのですね。
学校が始まったので家族連れが減ったのでしょう。
また平日は高齢者と主婦と小さい子供ばかりの静かな日々が始まります。
平日に存在してはいけないオッサンなので職質されないように注意しなくては(笑)
朝食
ミートソーススパゲッティ
粉チーズ切らしてた。
ただ買っても賞味期限内に使いきれないんだよなぁ。
昼食
炙り焼チキンとだしごはん
配達に出るも蒸し暑くて食欲が今一つ。
小さいコンビニ弁当がちょうどよい。
夕食
炒飯と春巻き
夕食は簡単に冷凍炒飯に冷凍春巻き。
手抜きなのはやりたいことがあるからです。
何をしているかというとAIによる画像生成。
2022年8月、テキストから画像を生成するAIが一般でも使えるようになりました。
サービスは、
・Midjourney
・DALL・E
・Stable Diffusion
・などなど
サブスクリプションで使えるもの、WEBで使えるもの、ローカルのマシンで動かせるものといろいろあります。
まずはStable Diffusionをgoogle colabで動かしてみました。
google colabは簡単にいうとウェブ経由でGoogleのリソースを使ってプログラムを動かせるサービスです。
なんせ私のマシンは新品でもGPUがないからね(涙)
早速生成してみると、
雨が降る東京サイバーパンク風
入力されたテキストに近い概念をもとにイメージを生成するので、東京っぽい風景ではあるが何かがおかしい。
現在の画像生成AIの肝は、入力するテキスト「プロンプト」で求めるイメージの概念をどれだけ伝えられるか、です。
私たちが過去の経験から「雨が降る東京サイバーパンク風」で瞬時に思いつくイメージと、ネットに溢れる大量の画像から学習したAIが考えたイメージには大きな乖離が見て取れます。
なので欲しい画像があるのであれば具体的に丁寧にしつこくプロンプトで説明しなくてはいけません。
そうするとこんな画像も生成できます。
写真 クローズアップ 肖像画 62歳 勲章を受章したタフな将軍、CLEAN SHAVEN風
(映画)、シリアスな面持ち、ストイックな映画風、壮大で詳細な写真、コダックで撮影、映画のようなディテール
※実際は英語
このテキスト=プロンプトはAI界隈では「呪文」と呼ばれ、この呪文をどのようにすれば求める画像が生成できるかが今最も熱い話題です。
「AIが生成するから絵が描けなくてもよい」ではなく、求める画像を生成するために正しい呪文を詠唱するスキルが必要になったのです。
プロンプトを適当に入力すると、
空高く飛ぶ豚の群れ
こんなキメラが生成されてしまうのです。
比較的成功した画像を見てみましょう。
(チーズバーガー)
(モヒカンのメデューサ)
(柴犬)
(浮世絵風のUFO)
(新海誠「君の名は。」風夕焼け)
もちろんキメラも大量に生成しました(笑)
AIによって駆逐される職業が話題になって久しいですが、意外にもイラストレーターが最も早く影響を受けるのかもしれません。
ただAI技術の大きなブレイクスルーではありますが、現時点でも欲しい画像を的確に生成することはできません。
まだ人の手が必要です。
今後のイラストレーターは下書き → AIオペレーター → 仕上げというような仕事に変わるのかもしれませんね。
私のような一般人が適当に画像を生成して遊ぶという新しい趣味も誕生しそうです(笑)